福井県について考える!

福井県の有効求人倍率は28ヶ月連続1位

私ども株式会社ライフラインの福井支店は福井市高柳2丁目1301番地にあり、主に派遣業務をメインとしており、今後は人材紹介等にも注力していく考えです。

そんな福井県は北陸の沿岸部に位置し、面積は全国で34位、人口は803,216人と全国で43位と小さな県だと言われていますが…。

 

 

(出典: 都道府県 人口・面積・人口密度ランキング http://rnk.uub.jp/prnk.cgi?T=p
しかしながら、福井県は有効求人倍率は28ヶ月連続1位で、失業率も低くなっております。また、幸福度ランキング1位、小・中学生の体力・知力、 長寿、社長数、貯金額、共働き率、持家など様々な分野においてもトップクラスに位置しております。

 

福井県の産業構造

 

福井県は製造業が盛んで 表を見てみると、繊維、電子・デバイス、プラスチック、電気機械、化学が全国平均を大幅に上回っています。 電子・デバイスは業種別製造品出荷額が一番高く、福井県最大の業種となっています。
また、眼鏡産業は福井県鯖江市を中心に生産され、100年の歴史を持つ、県を代表する地場産業です。
国内における眼鏡枠の生産量の90%以上を占めています

 

たしかに当社ライフラインから派遣している企業別の人員をみても電子・デバイス関係が多いのが実態ですし、また、社長の人数が日本一多い事からも分かる通り中小企業の数も大変多いです。

 

 

福井県の雇用が好調である3つの理由

 

福井県の主力産業である繊維、眼鏡などは労働集約型の製造業です。
この労働集約型の産業は労働コストの低い新興国にシフト してゆき、低価格競争に巻き込まれ大幅な規模縮小を余儀なくされました
しかし中国では、賃金の上昇と人手不足の深刻化から、高機能・高品質を要する新製品を中心に日本に生産を回帰する動きがありました。 その結果、労働集約型の製造業は雇用吸収力が高いため生産の回復により求人が増加しています。

また、日本の大手アパレルメーカーは労働コストの低い新興国に生産をシフトを進めてきましたが、やはり高機能・高品質のものを製造するために 北陸に生産地を戻してきています。中国では質の高い労働者を得ることは難しく、日本メーカーの発注の指示が細かく、手間が掛り、 品質にうるさいとして中国に敬遠される傾向があるようです。
これは福井県の労働者の質、勤勉さ、チームワークの良さによって得られたものだと思います。

 

福井県は社長数が全国で一番多いことから、。企業数が多いことが言えます。 また、福井県の企業はオンリーワンの技術・製品が多いです。例えば、セーレン(株)は自動車内装材を製造してます。国内ではシェアは1位となっています。また、身近なものとして、道路上にあるカーブミラーを作っている(株)海道工業も国内シェア1位となっています。オンリーワンの技術としては、曇りにくく汚れにくいミラーを開発してます。世界シェア1位の製品としては、福井鋲螺株式会社が製造している蛍光灯ピンがあります。 この他にも福井県の企業で世界シェア1位の製品・技術は14、国内シェア1位の製品・技術は53となっています。

 

繊維産業分野においては、団塊世代の割合が多いため、退職する時期を迎えている従業員を多く抱えています。 そのため繊維産業では生産が回復したことにより、 多くの人手を要することになり、求人が増加したものと考えられます。

福井県は有効求人倍率が高いばかりではなく、失業率も低くなっております。
失業率が低い理由としては、県外に支店等を持たない中小企業がほとんどを占めているため、転勤の心配もなく、 また、会社数の多いことから有効求人倍率が高く、 そのうえ、チームワークを好む県民性から、良好な雇用環境が築きあげられているのだと考えます。

 

(参考サイト「実は福井」の技 http://info.pref.fukui.jp/tisan/sangakukan/jitsuwafukui/index.html

 

 

最後に私の好きな福井の食べ物を紹介します。

 

今から約35年前、大学を卒業してまだ駆け出しの頃、リクルートという会社で北陸担当になり福井県の企業様を訪問しておりました。その時、卵豆腐を製造・販売している会社の社長さんに連れて行ってもらったのが、現在の越前市(旧武生市)にある『かめや』というそば屋さんです。

ここのおろしそばは、大根おろしがとても辛く、口の中で新鮮なそばと絡むと最高の味を演出します。こちらのそばを食べた日は、それ以降は何も口の中にいれません。

最近は有名になり、都会からもこちらのそばを食べに訪れるそうで、確かにいつも満席です。

皆様も越前市を訪れることがありましたら、是非よって見て下さいね。

 

 

 

もう一つは皆様も良くご存知のカツ丼です。福井で仕事がある時は必ず行きます。こちらも35年間食べ続けています。笑

 

 

 

転職活動におけるスピード感の重要性について

転職活動におけるスピード感の重要性について

転職サポートをして、過去に3,000名以上の方と面接してきましたが、スキルや能力を含めて「この人はうまくいきそう」「この人は厳しそう」というのが直感でわかるようになりました。(もちろん、たまにはずれることもあるのですが…苦笑)

 

 

上記にも書きましたが、スキルや能力、また人間性といったものはもちろんなのですが、その直感を裏ずけるものとしてキャンディデート(候補者)の方のスピード感が挙げられます。

転職を成功される方のほとんどは、メールのレスポンス、電話への反応(留守電時のコールバック)、その他こちらの要望に対して対応が早いといえます。もちろん現職で忙しい方も多いのですが、重要な連絡ほど速やかな対応をされるのが特徴です。

 

特に応募して、選考がすすんでいる場合などは、時間を空けることはまずなく、その結果として、企業との調整ごとへの連絡もうまくいき、企業側の印象もよくなるという好循環です。

 

例えば書類選考通過しましたので、ぜひ面接したいです。候補日をご確認ください。という連絡に対して、2時間後に候補日を出したらどう思われるでしょうか。おそらくこのような進めかたであれば、企業側は当社へのモチベーションが高いのかなあと、さらに前向きに捉えてくれるでしょう。

 

転職活動をどのように位置付けているかが、最重要課題です。

 

 

転職活動に成功する人は、活動そのものを人生において自身のキャリアを決める重要プロジェクトとして認識しています。ですのでこちらも当然力が入ります。

失敗する人の多くは、プライベートの空き時間を使うものとしてしか捉えていません。ですので、例えば日曜日はいかがですかといっても、日曜日は家族と云々となるのです。これでは誰のための転職活動かわかりません。

 

 

いい人材を採用するには、企業側もスピードが勝負

 

採用企業側にも同様のことが言えます。書類選考、面接日程の調整、面接結果…その他全てにおいてスピード感のある企業というのは、いい人材を取り逃がすリスクが少なくなります。私が担当させていただいている企業にも、書類を提出してから忘れたころにぜひ面接したいんですがと言われるところがありますが、当然キャンディデートはその間にも併行して他の企業も受けていますので、他の企業から内定がでましたので辞退しますとなりますよね。

 

スピード応募のために必要な考え方について

 

そうはいっても、求人案件をみて即座に応募するというのは難しいことはわかります。ただ、たとえば1週間以内に検討する場合、その1週間のうちの何時間を検討の時間に当てているのでしょうか❔おそらく1時間か2時間程度だと思います。おそらく検討に要する時間は、この程度なのだと思います。

 

あとは、求人案件をみて応募するまでに迷ってしまう方が多いのですが、そのような方は応募すること自体をあまりにも重く考えているのかもしれませんね。

まだ、入社が決まっているわけでもないので、書類選考を通過して、面接を受ける段階でいろいろと質問などもしながら、自分に合うかどうかを決めれば良いのです。

良い転職のためには、スピード感を心がけてくださいね。

 

スピードジョブズ

http://lifeline-lg.com/speedjobs

 

 

2020年以降の人材紹介ビジネスについての考察

2020年以降の人材紹介ビジネスについての考察

2020年の東京オリンピックが終わったあとの、日本のビジネス界は大きく変化するとの見通しが多く出ています。大きな投資は控える、その結果最も大きな投資である人材の採用も控えるといった予測です。

 

 

 

人材の需給のバランスが変化する可能性

今の人材ビジネスにおいては、どの企業でも人材や人手不足のなかで、そこそこの人材さえいれば紹介に困る事はありませんでした。換言すれば、ある意味営業活動というものは必要なく、いかにして人材を集客するかということに注力していれば良かった訳です。

ところが東京オリンピック北陸新幹線の福井までの延伸等が終了すると一旦企業の投資や勢いはとまり、むしろ縮小均衡して行くのではないかと感じます。

もちろん労働人口の減少により、定年退職者の補充すら難しいという事実もありますが、一方では積極的な新卒採用が落ち着き、キャリア採用等も控える企業が多くなる事も予想されます。

 

人材紹介のビジネスモデルの変化

 

 

現在の人材紹介会社の成功報酬による紹介手数料は、国内全般を見回すと想定年収の25%〜35%と言った所でしょうか。ところがこの根拠を示す理由をきちんと説明することはなかなか難しいのです。

また、2020年以降、ビジネス界全体が、上記に記載した様な縮小均衡の状況になる一方、その中でオリンピックの終了をひとつの節目として、転職を考える人材、あるいは考えざるを得ない人材が増える可能性は否定できません。

 

そうなりますと、現在の需給のバランスが一変し、転職希望者や求職者が多くなり、売り手市場→買い手市場になります。

 

人材会社は、求人先の企業を開拓しなければなりませんし、極論すれば現在の紹介手数料は見直されることにもなりかねません。

また、さらに将来は求職者からキャリアコンサルティングフィーを頂戴しなければならない時代になるかもしれません。

 

人材紹介会社が淘汰される時代

この様な時代になると、当然のことながら、良い求人案件を多く持っている会社、キャリアコンサルティングがしっかり出来るコンサルタントがいる会社が生き残り、それ以外は淘汰されてしまうでしょう。

 

 

我々はこれに先だち、人材紹介の幅をもっと広く考えようということで、スピードジョブズという店舗を設けて、従来の紹介会社では考えられなかった層の人材紹介を推進してきました。すなわち、高いスペックを保有している人材だけではなく、ごく普通の人材や主婦のパート希望の方などの紹介です。

 

今後はスピードジョブズの更なる展開を含めて、一人ひとりの求職者に寄り添うことができるようなコンサルティングを目指していきたいと考えております。

http://lifeline-lg.com/speedjobs

 

ライフラインの人材紹介に対する考え方